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ウクライナ侵攻と利上げ。私はなぜエヌビディアとマイクロンを売ったのか

前回も書きましたが、株式投資をしていると、

「買うタイミング」

よりも、

「売るタイミング」

の方が難しいと感じます。私は、なぜマイクロンを6年持ち続けられたのか

特に将来性を信じている企業であればあるほど、売る決断は難しくなります。

私は現在も半導体株を中心に投資していますが、過去にはエヌビディアやマイクロンを売却したことがあります。

それは2022年。

世界が大きく揺れた年でした。

目次

市場の空気が変わり始めた

2021年の終わり頃から、市場の雰囲気は少しずつ変わり始めていました。

アメリカではインフレ率が上昇し、FRBは金融引き締めへ向かっていました。

それまで株価を押し上げていた超低金利の時代が終わろうとしていたのです。

私は当時、

  • マイクロン(MU)
  • エヌビディア(NVDA)
  • ブロック(旧社名スクエア SQ)
  • 米国株中心の投資信託

などを保有していました。

どれも長期的には成長すると考えていました。

しかし同時に、

利上げは成長株にとって逆風になることも理解していました。

金利が上がれば、将来の成長期待で買われている企業ほど売られやすくなります。

特にハイテク株や半導体株は、その影響を受けやすい分野です。

私は市場の先行きに少しずつ警戒感を持ち始めていました。

ウクライナ侵攻という想定外

そんな中で起きたのが、2022年2月のウクライナ侵攻です。

ニュースを見た瞬間、私は

「これは長引くかもしれない」と感じました。

原油価格は急騰。

物流は混乱。

インフレはさらに加速する。

そしてFRBはさらに利上げを進める。

市場にとって良い材料はほとんどありませんでした。

もちろん、

「世界経済が終わる」とは思っていませんでした。

しかし、

短期的には「かなり厳しい相場になる可能性が高い。」

そう考えました。

私が最初に行ったこと

そこで私は、2022年3月になるやいなや、

マイクロンを売却。

エヌビディアも売却。

ブロックも売却。

投資信託も半分近く売却しました。

当時の私は、

「暴落が来るから逃げよう」

と考えていたわけではありません。

むしろ、

「下落する可能性が高い」

と考えながらも、

未来を断定することはできませんでした。

だからこそ、

ポジションを軽くするという判断を選んだのです。

撤退ではなくリスクヘッジ

当時、私が考えていたのは

「撤退」ではありません。

「リスクヘッジ」です。

ここは大事なポイントなのですが、私は将来の半導体市場を悲観したわけではありません。

AIもクラウドもデータセンターも、これから拡大していくと思っていました。

実際、その考えは今も変わっていません。

しかし、

どれほど優れた企業でも、

相場環境によって株価は大きく下がることがあります。

当然のことですが、長期的な企業の将来性と中期の株価の動きは、必ずしも一致しません。

私はそのリスクを一時的に下げたかったのです。

FXで学んだこと

昔の私なら違ったかもしれません。

私は2016年にFXで大きな損失を経験しました。

当時は、自分の予想が正しいと思い込み、

利益を最大化することばかり考え、リスクを無視してかなりの資金を投入してポジションを持ち続けました。

その結果として大きな代償を払いました。なぜ私はFXで大損したのか

その経験から学んだことがあります。

それは、

「未来は誰にも分からない」ということです。

もし私の予想が外れたらどうするのか。

その問いを常に意識するようになりました。

だから2022年も、

「必ず暴落する」

と決めつけることはしませんでした。

予想はする。

しかし断定はしない。

それがFXでの失敗から得た教訓でした。

下落を予想しても底は分からない

2022年の私は、

「短期で株価が大きく下落する可能性は高い」と思っていました。

しかし、

「いつまで下がるのか」

はまったく予想がつきませんでした。

また、

長期的には上昇すると考えていました。

しかし、

「いつ上がり始めるのか」

も分かりませんでした。

結局のところ、

未来は分からない。

だからリスクを下げる。

それが当時の判断でした。

投資をしていると、

上がるか下がるかを当てようとしてしまうことがよくあります。

しかし実際には、

「当てること」よりも、

「外れた時にどうするか」を考える方が重要なのかもしれません。

そして私は買い戻した

結果的に、

私が売却した後も株価は下落を続けました。

マイクロンも、

エヌビディアも、

ブロックも、

私が売却した価格よりさらに安い価格を付けました。

そこで私は再び7月~8月にマイクロンとエヌビディアの両銘柄を買い戻しました。

もちろん、

その時点で底だと思っていたわけではありません。

実際、その後も半導体分野はしばらく株価は下落を続けました。

私が良く指標に使うSOX指標が回復傾向を示したのは10月ごろからです。

つまり完璧な売買ではなかったということです。

しかし、

「長期では成長する」

という私の考えは変わっていません。

だから買い戻しました。

ブロックを売った資金はどうなったか、、、それはまた次回にお話しします。

とにかく当時の私はリスクを下げるために売り、

将来性を信じて買い戻す。

それが私なりの判断でした。

危機の中で考えていた次の一手

ただしこの時、実は私は一時撤退して、現金比率を上げ、あわよくば下で買い戻すということだけを考えていたわけではありません。

むしろ、

その時すでに次の一手を考えていました。

危機は恐ろしいものです。

しかし投資家にとっては、

将来有望な企業を安く買える機会でもあります。

私は売却した資金を使って、

次の成長企業を探していました。

そして、

その候補の中に以前から気になっていた企業がありました。

AMDです。

次回は、

なぜ私が暴落の中でAMDを購入したのかを書きたいと思います。

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