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なぜ私は「理解できるもの」にしか投資しなくなったのか

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遠回りだった投資

私はこれまで、投資のスタートからかなり遠回りしてきました。

FX、暗号資産、そして、今振り返れば「なぜ信じたのだろう」と思うような案件にも手を出しました。

「これから伸びる」、「今入れば人生が変わる」、「何もしない人だけが損をする」

そんな言葉に惹かれていた時期がありました。もちろん、一時的に増えることもありました。

ですが、最終的には、「自分が理解していないもの」には振り回され続けました。

暴落すると不安になる。不安になると、都合の良い情報ばかり探す。

根拠ではなく、「上がってほしい」で持ち続ける。今思えば、あれは投資というより、

「願望への投資」だったのかもしれません。

理解していないものは怖い

でも、ある時気付きました。自分は、理解していないものを持っているから怖いのだと。

逆に言えば、「なぜその企業が成長するのか」を自分なりに説明できるものは、不思議とその会社の株が暴落しても握り続けることができました。

投資を始めた頃、私は「儲かりそう」という雰囲気だけで投資していた時期がありました。話題になっている銘柄。SNSで盛り上がっているテーマ。“これから来る”と言われている市場。もちろん、それで上手くいくこともありました。しかし、問題は下落した時!

株価が急落すると、自分の中に「なぜ持っているのか」という根拠がない。理解していないものは、不安になる。不安になると、人は握れなくなる、もしくは根拠のない強気(≒思考停止)になります。

私はそこで気付きました。

「理解できないものを長期で持つことは難しい」ということに。

半導体投資で気付いたこと

私はもともと半導体エンジニアだったので、少なくとも半導体業界については、

  • なぜ数年単位でサイクルが動くのか
  • なぜ設備投資が重要なのか
  • なぜメモリ価格が急変するのか
  • なぜAI時代に半導体が必要不可欠なのか

を肌感覚である程度イメージすることができました。ですので半導体銘柄の投資を始めました。

すると、不思議なことが起きます。株価が下落しても、「なぜ今下がっているのか」を考えられるから以前ほど怖くない!もちろん含み損は嫌です。しかし、「なぜ」を理解できる、もしくは考えることができるだけでも見える景色が変わります。短期的なニュースではなく、

  • AIインフラ投資
  • データセンター需要
  • 半導体サイクル
  • HBMやメモリ需要
  • 電力や通信インフラ

など、より大きな流れで考えられるようになりました。もちろん、理解しているつもりでも外れることはあります。ですが少なくとも今は、「よく分からないけど上がりそう」という理由だけで大きなお金を入れることはなくなりました。

一方で、理解できないものには今でも慎重です。今でも「この会社伸びてほしいな~」「面白い会社だな」と興味をもった会社に投資することもあります。ですがどれだけ話題でも、

  • ビジネスモデルが理解できない
  • 競争優位性が分からない
  • 市場構造が見えない

ものには、大きな資金を入れません。それは、「絶対に上がらない」と思っているからではありません。

単純に、「理解していないと暴落時に持ち続けられない」からです。

このブログで発信したいこと

このブログでは、

  • 半導体
  • AI
  • 長期投資
  • 市場サイクル

について書いていきます。

でも、単なる銘柄紹介ブログにはしたくありません。私自身、何度も失敗してきました。だからこそ、「理解できないものに人生のお金を賭けてはいけない」と思っています。

短期的な煽りではなく、構造を理解し、自分で「なぜそうなるのか」を考え、長期で持てるものに投資する。そんな視点を、このブログで整理していきたいと思っています。

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