はじめに
私は長い間、
「良い会社を探すこと」
ばかり考えていました。
しかし投資を続けていると、
もう一つ重要なことに気づきます。
それは
良い会社と良い株価は別物
だということです。
どれだけ素晴らしい企業でも、
株価が熱狂し過ぎれば危険になる。
逆に、
将来性が疑われている時期こそ最大の投資機会になることもあります。
投資で重要なのは
企業分析だけではありません。
市場心理を分析することです。
私はこれを
「熱狂管理(Hype Management)」
と呼んでいます。
私は何度も熱狂に負けてきた
振り返れば、
私の失敗の多くは熱狂でした。
- FX
- 仮想通貨
- 海外投資案件
- 物販ビジネス
どれも共通しています。
「今すぐ参加しなければ置いていかれる」
という感情です。
冷静な分析より
焦りが先に来る。
そして相場が崩れる。
私はそれを何度も経験しました。
一方で、熱狂を味方につけた経験もある
面白いことに、
大きな利益を生んだ投資も
同じく熱狂の中にありました。
NVIDIA
Micron
AI関連株
これらも熱狂の中心でした。
では何が違ったのでしょうか。
私は後になって気づきました。
企業が本当に成長していた
という点です。
熱狂には2種類ある
私は熱狂を
2種類に分けて考えています。
タイプ① 物語だけの熱狂
期待だけ
夢だけ
未来だけ
売上がない
利益がない
顧客がいない
しかし株価だけ上がる。
典型例は、ドットコムバブル後期や多くの投機案件です。
タイプ② 実績を伴う熱狂
こちらは少し厄介です。
企業は本当に成長している。
売上も利益も伸びている。
しかし株価は
その成長以上に先回りする。
2026年のAI相場はまさにこの状態だと思います。
私が最近見ている3つの指標
熱狂を管理するために、最近は3つを確認しています。
① EPS成長率
企業利益がどれだけ伸びているか。
株価だけを見ると危険です。
まず利益を見る。
② PER
市場が何年分の利益を先取りしているか。
PER10倍と、
PER100倍では
期待値が全く違います。
③ 期待の変化
実は最も重要です。
株価は業績だけで動きません。
期待で動きます。
市場が
「まだ疑っている」
段階なのか
「誰もが信じている」
段階なのか。
私は最近、
ここを最も注意しています。
2026年のAI相場で感じていること
AI革命は本物だと思います。
- データセンター
- 電力
- 冷却
- 光通信
- HBM
- 量子コンピュータ
すべて巨大市場になる可能性があります。
だからこそ、私は悲観していません。
しかし同時に楽観もしません。
熱狂は本物の成長企業でさえ、一時的に高く買われ過ぎるからです。
私が目指している投資
昔の私は銘柄選びだけを考えていました。
今は違います。
どれだけ優れた企業でも
熱狂のピークでは買わない。
どれだけ悲観されていても
構造が変わっていなければ売らない。
その中間を探しています。
おわりに
投資で最も難しいのは、企業分析ではありません。
自分自身の感情管理です。
- 恐怖
- 欲望
- 焦り
- 後悔
市場は常にそれを刺激してきます。
だから私は最近、企業分析よりも
熱狂管理を重視しています。
本当に見るべきなのは
株価ではなく、
市場参加者の心理なのかもしれません。

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